清水遠征の翌日は大相撲大麻秋場所を見に両国国技館へ。
JR両国駅の方が近いんだけど都営大江戸線に乗りたかったので、ちょっと離れた地下鉄駅から国技館へ。途中江戸東京博物館の横を通過。10年くらい前に一度見たことがあったんだけど、あの建物はどうしてあんな形してるんだろう。大地震とかあったら一発で潰れそうなのは気のせいか。
そして国技館へ。入口前ではNHKが記念撮影中のオッサンとか家族連れにインタビュー中。
N:NHKのレポーターと思われるオッサン
オ:オッサン
D:ディレクターと思われるオッサン
以下小耳に挟んだ会話。
N「今日はどちらから」
オ「あの~札幌です」
N「札幌ですか、ずいぶんと遠くからですね」
オ(バーロー、家から2時間位で来られるわ、ボケ)
N「早速ですが、今場所にいらっしゃたのはどうしてですか?」
オ「あの~たいm」
D「カーットゥ!余計なことはいわんでよろしい」
この会話はフィクションです。
秋場所初日チケットのもぎりは、左側が北陣親方(たぶん)、右が楯山親方(たぶん。ちなみに元巨砲)。迷わず左側へ。だってさ、北陣親方っていったら元麒麟児だよ、麒麟児。これがまたとても優しい方で(つうか客商売なんだから当たり前かもしれんが)俺のチケットをみて、席への行き方を懇切丁寧に教えてくれたのね。いやぁ~麒麟児ですよ、麒麟児。麒麟児に教えてもらえると思わなかったわ。この時点でテンションがっつり上がったね、俺。
高いテンションのまま国技館内へ。
テレビで見てるのと同じですぅ~っ。
チケットが無くても普通に土俵の近くまで行けるのね。
マス席いいなぁと呟きつつ館内ウロウロ。
取組表の横には決まり手が表示されるのだ。
売店が客でごった返してました。土産とか弁当を買いたい人は十両の取組が始まる前に買っておくべき。ゆっくりしてるとあっという間に混み合って弁当なんかは売り切れになります。マス席の人はいらないだろうけど。そんな感じで買った「やきとり」と「白鵬弁当」。「やきとり」は国技館で調理しているという話をどこかで見聞きしたけど、味はいたって普通。冷えてしまっているので肉が硬い。そして味付けもちょっとしょっぱい。ちなみに中身は鶏とつくねが3本づつ。「弁当」は他に「朝青龍弁当」とか「琴欧州弁当」などなど。それぞれ中に入ってるものが違います。中身が気になる人はコメントをつけるように。
相撲を取り終えたであろう若い衆が売店でソフトクリームとかお菓子を買って同じ部屋の仲間と楽しそうに食べてる絵は普通の若者。違うのはガタイが大きいのと浴衣に帯締めてるって事くらい。
そうこうしていたら超特大力士とすれ違った。身長57m体重550tの超巨大ロボ、コンバトラーV。193cm254kg!!大露羅(おおろら・ロシア出身・北の湖部屋)。大きい、無駄に横に大きい。俺は身長を四捨五入すれば2mになるから高さはそう感じないが、横が、横が。いくら俺がメタボ予備軍だとしても所詮予備軍。彼はメタボを超越した(力士だからメタボとは違うのだが)メタボ。ギガメタボ。
2階席の一番上(一番安い席)に陣取り、取組表を左手にビールを右手に持って土俵上に注目。
そしたら出てきましたよ、ギガメタボ大露羅。
仕切る。そして見合う。
場内静寂。
はっけよいのこった!!
行司の声が響く。
コロン。
場内騒然。
立ち合いから2秒。
メガメタボ大露羅の負け。
もっと痩せた方がいいかもね。もし別人だったらゴメンナサイ。
あ、あと砂かぶりに嵐山光三郎氏がいらっしゃった気がします。熱心に見てましたわ。
日本人なら一度はテレビで見たことのある大相撲。
一度は生観戦いいかも。